尊厳死

講演要旨から続きます

「そしてコージは死んだ」
2021倉本聰氏が
日本尊厳死協会ホームページに掲載
胸が苦しくなった…とありました

ホームページで読んで
私も胸が苦しくなりました
まず苦痛の緩和と
いまはそうなっていると思っていたのに…
こんな現実があることに愕然としました

倉本氏は
「哲学の欠如あるいは倫理観の欠如」と言い
石垣先生もそこに触れています

石垣先生の根底にある哲学に
感じることいろいろ…
先日のカンファレンス内容も振り返り
また
ゲシュタルトセラピーに通じるものもあり
さらに学びを深めたいと感じています

beingとdoing

石垣靖子先生の講演要旨のなかに
BeingというDoingの項があり
感銘を受けました

シシリー・ソンダース医師の
「not doing but being 」は
私が大事にしているフレーズです

石垣先生が
「ホスピス・緩和ケアでは
BeingというDoingもあるんだ
ということを大事にしたい」
その言葉にAha！体験でした

自分を大切にする

コンパッションから
さらに繋がっていき
石垣靖子先生の講演要旨を見つけました

そこには
目指す看護像のなかで
compassion に触れていました
「自分への思いやりと他者への思いやりはリンクする」
滅私奉公は続かない…
自分を大切にすること
自分を愛おしむこと
そこが出発…と

これは医療の場だけではなく
どんな場でも大事なことだなぁと思いました

2023-05-07

『がん緩和ケアに関する国際会議』に
参加したことはお知らせしました

そのなかで印象に残っていること
compassion

何人かがこの大事さを話していたなぁ…と
もっと知りたい…

見つけたのが


【コンパッションとは】
人が生まれつき持つ「自分や相手を深く理解し、役に立ちたい」という純粋な思い。
自分自身や相手と「共にいる」力のこと。

「共にいる」…は私が大事にしていること
何だか嬉しいというか
やっぱりというか
これでいいって思えている
compassionというpresence

この本を読むのが楽しみ