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ゲシュタルトセラピーを続ける [ゲシュタルトセラピー]

kindle本から内容のご紹介です
             E0641134-C778-4523-BCD4-3FFE28BD1473.jpegより

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〇ゲシュタルトセラピーを続ける

 はじめてのワークが印象的で、「続けたい!」の思いが膨らんでいきました。
当時、札幌でゲシュタルトセラピーのワークショップをしている方はいませんでした。
そして、1年後、札幌でワークショップが定期的に開催されるようになり、さらに翌年からのトレーニグコースへとつながりました。

トレーニング(ベーシック)1回めのことは、とても印象に残っています。
 講師は百武正嗣氏(レクチャーの一部です)。

・生きるためにいま必要なことが浮かび上がってきて、気づくようにできている。五感を使って、迷うことなく必要なことをしている。

・鵜呑み~他人の価値観を取り入れている。こういう感情は「悪い」と思い込んでいるが、感情にいいも悪いもない。

  怒りは必要だから、出てくる。生きるためのエネルギーである。
  悲しいとき、泣くことで十分に表現して、悲しみを癒している。

 知識はそれをしないようにさせる。こういうふうにしちゃいけない、と動きを止めているから苦しいのだ。

・みんなが言うから…ではなく、自分が本当にどう思っているか、に立ち戻るのがゲシュタルトである。

・不安、孤独は人間の本質である。症状としての不安が消えていけば、自分の人生に触れていける。

・ゲシュタルト療法は、心理療法の枠を超えて「どう生きたいか」である。

 1回めからグッと引き寄せられ、ゲシュタルトセラピーにさらに惹かれました。


 振り返ると、幼い頃にかかった病気、それが私の生き方を形作るものであったことも後になって気づくことになりました。 そのことは、また別の機会に。

 私がゲシュタルトセラピーによって気づいたのは次のようなことです。

・白黒ハッキリつけようとして、自分で自分を苦しめていた

・決めたから「こうすべき」と思いこみ、できないと自分が許せなかった

・「まだ頑張れる」「弱音を吐いてはいけない」と、頑張り過ぎ。無理することないのに、無理していることにも気づいていなかった

・人の感情を自分の中に取り入れて、自分の問題と勘違いしていた

・ポジティブ(だと思っていた)のは一見よさそうだけれど、「こんなことくらい大丈夫」「前を向いて進もう」と少し無理をしていたかも。
前しか向いていない=「いま」を見ていなかったのかなぁ。

そしてそれが悪いわけではありません。それがあったから成長できたこともたくさんあります。現在は「いまはこんな感じ」「こんな自分もOK」と、ずいぶん楽になりました。

 ゲシュタルトセラピーと出会ったことで、ワークをして気づき、そして日常生活のなかで生かすことを続けているうちにとても生きやすくなりました。ひとりの「ひと」として生きていくなかで、とても役立っています。

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